レース活動のフィードバックから生み出されたアシスト＆スリッパークラッチを採用。アシストカムによってクラッチスプリングの荷重を軽減でき、クラッチレバーの操作力を軽くできるとともに、スリッパーカムによって急激なエンジンブレーキによるバックトルクを逃がし、リヤタイヤのホッピングなどを軽減します。

カワサキの解析技術から開発されたラジエータファンカバーをラジエータ後方に配置。熱気を車体側面から排出することで、ライダーの快適性を向上させています。

大排気量モデルと同等の装備である、インナーチューブ径41mmテレスコピック式フロントフォークを採用。高い剛性と優れた作動性を発揮することにより、良好な接地感とクイックなハンドリングを実現しています。リヤショックユニットは5段階のプリロード調整機構付きで、ライダーの体重や２人乗りの有無など、走行条件や好みに合わせてスプリングの強さを調節することができます。

フロントには、外径310mmのセミフローティングブレーキディスクを採用し、高い制動力を実現。また高性能なフロントブレーキマスターシリンダーの採用により無駄なストロークを排除し、コントロール性を高めるとともに、ブレーキホースの直径や材質を最適化。ブレーキタッチを向上させています。

ハンドル、シート、ステップの3つのポジションで形成するライディングポジションの指標となる、ライダートライアングルを大きく、ゆったりと設計。幅広い体格のライダーやライディングシーンに対応しています。少し高めのハンドル位置と、やや前方に配置したステップにより、優れたコントロール性と快適性を両立したライディングポジションを可能にしています。

Ninja 400は多機能液晶ディスプレイを搭載したインストゥルメントパネルを採用しています。大径のアナログタコメーターをパネル中央に配置。その隣にはギヤポジションインジケーターと多機能液晶LCDディスプレイをデザインしています。